11歳から91歳の世界へ・・・
11月11日(月)栃木市立大平中央小学校5年生3クラスが総合的学習の時間を利用し、体育館にて、1時間目から3時間目まで1クラス約50分の高齢者疑似体験を行いました。
体験では、視覚を制限したゴーグルや聞こえづらくなるイヤーマフ等を装着しレクリエーションを行いながら見えづらさや聞きづらさ等を日常生活に置きかえて実際に体験してもらいました。
パラリンピック種目のボッチャと似ているソフトペタンク競技を行い、高齢者疑似体験装着後にも同じ競技を行い視覚や聴力、運動能力の違いを体験。
ソフトペタンクのボールを片付ける際、視野の狭さや色の違いに苦労する児童
体育館ステージに厚紙クラフト用紙を取りに行くが、視野が狭く人とぶつからないように歩行することや、用紙を一枚取ることに苦労している様子
厚紙クラフトの組立貯金箱づくりの様子。作り方の文字が小さく見えづらいことや、細かい作業がしづらい体験。
クラフト貯金箱が完成した児童に、ゴミの回収をお願いし、ビニール袋を広げづらいことや、限られた視野でゴミを回収する大変さなどを体験。
~今回の簡易版高齢者疑似体験で装着したもの~
① ゴーグル
白内障⇨物が黄色くぼやけて見える
黄 と 白⇒区別がつきにくい
赤・緑・青⇒見える感覚が弱い
黒・紺・紫⇒見分けるのが困難
狭窄症⇨視野が狭くなる
② イヤーマフ(み
老人性難聴⇨聞こえづらくなる
③ 手 袋(軍手)
手の感覚が鈍くなる・細かい作業がしづらい
④ 手首の重り
高齢化により手が上がりにくくし、筋力の低下の体験
~体験まとめ~
〇全ての高齢者が手助けを必要としているわけではありません。
〇年をとると視力や聴力の低下により、物が見えにくくなったり音が聞こえにくくなったりします。
文字は分かりやすく大きく書いたり、会話はていねいにはっきりとした大きな声で。
本会では、福祉教育に対して、職員および各種ボランティア等の派遣を行っています。
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